飲食店経営は、一度はやってみたい職業のトップに挙げられるほど人気があります。
しかし、現実は開店した飲食店が2年以内に閉店する割合が60%というデータもあります。
ほとんどの飲食店は3年目を迎えることなく閉店することになるかもしれないという、非常に競争が厳しい業界です。
経営を続けられた飲食店は利益との闘いを続けることになりますが、それでも3年目を迎えられた残り40%のうち、経営収支はプラスマイナスゼロが20%、残りの20%が黒字という目安ともいわれています。
飲食店で黒字を出すことがどれだけ難しいことかを痛感させられる数字ですが、住んでいる地域に開店したと思ったらいつの間にか閉店していたということがあるのも無理はありません。
それでも、どうしても飲食店経営をしたいというのであれば、まずは開業するために必要なものをそろえておかなければなりません。
「飲食店を開業するためには調理師の免許が必要」と思い込んでいる人もいますが、大きな間違いです。
必要な資格は、食品衛生責任者と防火管理者です。
各都道府県で実施している食品衛生責任者の講習は1日程度で終了し、受講後は証明書を発行してもらえます。
開業の届け出をする際に必要になります。
また、防火管理者は収容人員が30名以上の場合に必要になります。
飲食店経営には店舗を探したりメニュー開発をしたりと楽しいことを考えがちですが、実際の経営の厳しさと届出などの手間が一番重要です。
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